2020年より小学校でプログラミング教育が必修化されています。
「うちの子まだ小さいけどできるの?」
「学ばせたいけどプログラミングって高くつくのでは?」
「ゲームばかりしてる子供の勉強になる遊びはないかな?」
と思われている小学生低学年の保護者の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなかたにオススメなのがオンラインでできる無料のプログラミング学習サイト。
サイトで遊ぶことで論理的思考や情報整理力、問題解決力といった、いわゆる「プログラミング的思考」が身につきます。
プログラミング的思考について詳しく知りたいかたは、こちらの記事をあわせてお読みください。
>> プログラミング的思考と論理的思考の違いを「図」で説明 |
本記事では、無料で遊べる小学生向けオンラインサイトの特徴や魅力、対象年齢について紹介しています。
また、一部有料コンテンツや有料期間へ移行するサイトもあるので、あわせて記載しています。
目次
ビジュアルプログラミングとは
無料オンラインサイトを紹介する前に、ビジュアルプログラミングについて知ってください。
そもそも、プログラミングというとテキストで文字コードを書くイメージが強いと思います。
ですが、子供や初心者向けに作られたプログラミング言語やサービスでは、直観的に操作できるようにブロックなどを用います。
これを、ビジュアルプログラミングといいます。
上記のイラストのように、左側にあるような命令のブロックを組み合わせることで、右側のような動きの流れをつくります。
オンラインサイトでは、ビジュアルプログラミングを用いた物と実際にテキストを打つものがあるので、お子さんに合ったものを選びましょう。
【おすすめ記事】 >> 無料プログラミング アプリ6選!年中が実際にスマホで遊んでみた! |
Hour of code:無料のオンラインプログラミングをまとめたサイト
Hour of codeは、無料で利用できるプログラミング学習サイトをまとめたサイトで、45か国以上対応で世界中で利用されています。
海外のものがほとんどで、サイト自体は日本語対応ですが、コンテンツは日本語対応していない場合があります。
簡単の英語なので、読んでやり方をお子さんに教えてあげると良いですね。
「スター・ウォーズ」や「アナと雪の女王」などの人気作品や、様々なゲームを通じてプログラミングを学ぶことができるのも特徴。
無料で遊べるオンライン上のサービスがたくさんあるので、子供の好みのコンテンツを見つけてみましょう。
Scratch(スクラッチ):8歳から遊べる子ども向けプログラミング言語
Scratch(スクラッチ)とは、直観的に操作が可能な初心者向けプログラミング言語のこと。
プログラミング的思考やプログラミングの感覚を学ぶことができます。
マサチューセッツ工科大学の研究機関であるMITにて開発され、現在では世界150か国以上の国と地域で利用されています。
オンライン上で誰でも利用でき、簡単なマウス操作でキャラクターを動かすことができるのが特徴。
アニメーションを通じてプログラミングを学ぶことができるので、小学生の子供にオススメ。
ほかの子供がつくった作品を見ることもできるので、見て楽しむのも良いですね。
サイトの下部に言語選択があるので、「日本語」または「にほんご」を選択します。
「にほんご」を選ぶと、ひらがな対応になるので、小さいこどもでも自分で楽しめますね。
【公式サイト】Scratch(スクラッチ)
Viscuit(ビスケット):描いた絵を簡単に動かせるプログラミング言語
Viscuit(ビスケット)は、自分で描いた絵を動かすことができるプログラミング言語です。
お絵描きが好きな子供、また理数系が苦手な女の子でも、楽しみながら学習できるのが魅力。
「メガネ」という部品を使って絵に動きや変化を持たせてプログラミングします。
文字や数字をほとんど使わないので、小学生のこどもでも簡単に使えるのが良いですね。
【公式サイト】Viscuit(ビスケット)
QUREO(キュレオ):ゲームづくりで学ぶプログラミング
QUREO(キュレオ)とは、ゲーム制作を通してプログラミングの基礎を学べるオンライン上のサービスのこと。
ブロックを組み合わせることでゲームを作成できるので、小学生でも直観的に操作できるのが良いですね。
20レッスンを無料で受けることができます。
さらにプログラミングを詳しく学びたい、というお子様は、詳しいレッスンを受講できるプレミアムプランをご利用ください。
また、「QUREOプログラミング教室」が国内に1000校あり、国内最大級のプログラミング教室として注目されています。
未経験からプログラミングを学ぶための仕組みがととのっており、注目されています。
- 会員登録は無料(ゲームを作成できるプログラミングと、1か月分の学習内容に当たる20レッスンを無料で受講可能)
- プレミアムプラン
6か月プラン:9000円
12か月プラン:15000円(全て税込み)
CODE MONKEY(コードモンキー):遊びながらプログラミングを学習できるサイト
CODE MONKEYは、世界で約130万人が利用している、オンラインでプログラミングを学習できるサイト。
猿のキャラクターに自身でコードを書き、プログラミングによって指示を与え、動かすことができます。
お子様はもちろん、大人の方にもご利用いただけるような仕様です。
ステージごとの簡単なチュートリアルは英語ですが、中学生レベルで書かれていて、解説にあわせた動画もあるので分かりやすいです。
吹き出しの右下のスピーカーマークをクリックすると解説文を読み上げてくれるので、英語も一緒に学ばせたい場合にも良いですね。
オンラインで無料で遊べて楽しいステージがたくさんあるので、まずは試してみましょう。
- 30ステージが無料
- 年会費6600円で420ステージにチャレンジできる
【おすすめ記事】 >> プログラミング教室5選!料金と口コミを徹底比較!(小学校低学年) >> プログラミング教室の選び方とランキング5選(小学校高学年) |
D-SCHOOLオンライン:英語×プログラミングやマイクラが学べるスクール
D-SCHOOLオンラインは、オンラインで学ぶプログラミングスクールです。
プログラミングはもちろん、パソコンスキルも身につけることができます。
こちらはオンラインスクールですが、14日間しっかりと無料体験をすることができるので、試してみてはいかがでしょうか。
プログラミングだけでなく、以下のようなコースもあります。
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こどもの興味や得意分野、伸ばしたい分野によってコースを選べるのが良いですね。
例えばマイクラで遊んでばかりで、それを学びにつなげたいという方は、マイクラで学ぶコースも体験できます。
CODE COMBAT:RPGゲームで遊びながらプログラミングを体感できる
CODE COMBATとは、RPGゲームを攻略しながらプログラミングを学べるサイト。
「クエスト」こなしながら、プログラミングの感覚を身につけます。
スマホやタブレットでふだんゲームをするのが好きな子どもにおススメ。
ただし、こちらは直観的に操作できる簡単なビジュアルプログラミングとは違い、移動や攻撃の際に実際にテキストを入力します。
選択できるプログラミング言語は、Python、JavaScript、CoffeeScript、Luaです。
本格的にプログラミング言語を学ばせたい場合におすすめのサイト。
サイト上部より言語選択が可能なので、「日本語」を選択しましょう。
- 基本的には無料
- 一部機能が有料(月額$9.99)
まとめ
無料で学べるオンラインプログラミング学習サイトを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ビジュアルプログラミングからテキストによるプログラミングまで、様々な無料サービスがありますね。
小学生のお子さまでも遊びながらプログラミング的思考が学べるので、年齢や好みに合わせてぜひご活用ください。
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