小学校での授業だけでなく、子供が個別にプログラミングを学ぶとなると、教室に通う方法とサイトやアプリなどを活用した自宅学習があります。
プログラミング教室は通う費用が高くつく分、通う前にはしっかり検討するべきでしょう。
本記事ではプログラミング教室と自宅学習それぞれのメリット、デメリットを解説してます。
また、デメリットをしっかりと知れることだけでなく、逆にそのデメリットを補う方法についても書いています。
詳しく比較しているため、記事を読み終える頃には、どちらの学習方法がこどもに向いているか考える助けになるでしょう。
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目次
プログラミングを学習する方法は大きくわけて二種類
プログラミングを学ぶには、プログラミング教室に通う、自宅学習する2種類の方法があります。
この2通りの学習方法のメリット、デメリットをそれぞれ比較し、解説します。
とくにプログラミング教室では費用が多くかかる場合がほとんどなので、メリットのみでなくデメリットも知っておく必要があります。
また自宅学習では、
- オンラインサイトで学ぶ
- スマホやタブレットのアプリで学ぶ
- 通信教育で学ぶ(オンラインサイトやアプリを提供しているとこもあり)
などがあります。
子供に合った学習法を選んであげると良いでしょう。
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プログラミング教室に通うメリット
プログラミング教室に通うには、費用がかかる分、やはりそれなりの大きなメリットがあります。
- 専門の先生がいる
- 一緒に頑張る仲間ができる
プログラミングの自宅学習と比較すると、やはり先生や他の生徒といった「人」と関わることがメリットですね。
プログラミング教室のメリット1:専門の先生がいる
プログラミング教室には、専門の先生が在籍しています。
常に新しい知識を持っているため、しっかりと正しい知識を得ることができるでしょう。
自宅学習とは違って、先生がそばにいることですぐに質問ができるので、効率よく学習できるのが何よりもメリット。
プログラミング教室のメリット2:一緒に頑張る仲間ができる
プログラミング教室には一緒に学ぶ生んがいるため、モチベーションを保つことができます。
小学校とは違う新しい仲間ができたり、学年の違う友達ができたり。
違う学校の子と情報交換ができたりするのも良いですね。
また仲間がいることで、競争心が芽生えてより一層勉強に力を入れる子どももいます。
ネットでしか友達ができない子が多くなる中、通うことでコミュニケーション能力も養えます
プログラミング教室に通うデメリット
プログラミング教室に通うには、もちろんデメリットもあります。
- 費用が高くつく
- 子供が飽きてしまう場合がある
- 場所によって親の送迎が必要
プログラミング教室のデメリット1:費用が高くつく
プログラミング教室に通うデメリットの1番は、費用が高いということです。
最初の入会金と、月々の月謝が一般的に6,000円~18,000円、そして教材費もかかります。
兄弟がいる場合、一緒に通うとなると相当な出費です。
プログラミング教室のデメリット2:子供が飽きてしまう場合がある
気を付けないといけないのが、授業はカリキュラム通りに進むため、最初の基礎学習から始まることが多いです。
その時点で飽きてしまい、せっかく高い入会金を払っても退会してしまう可能性もあります。
そうならないためにも、情報収集や体験入学は必ず行うようにしましょう。
プログラミング教室のメリット3:場所によって親の送迎が必要
教室に通わせがいる場合は、送迎も大きな負担になります。
小学校の帰りに寄れる場所にプログラミング教室がある場合は良いですが、親の送迎が必要な場合は親の負担があることも覚えておきましょう。
友達と遊ぶなどの用事が入った、学校の行を事で忙しくて通えないという場合もあるかと思います。
振替授業などが完備されている教室などを選ぶと良いでしょう。
プログラミングの自宅学習のメリット
自宅学習とプログラミング教室の大きな違いは、やはり費用でしょう。
- 無料もしくは費用を安くおさえることができる
- 1人で集中して学習できる
- スキマ時間でできる
自宅学習のメリット1:無料もしくは費用を安くおさえることができる
自宅でできるオンラインでは、無料サイトや無料アプリなどがあります。
有料のものを利用する場合でも、教材費が比較的安価ですんだり、月額費用もプログラミング教室に比べると安くすみます。
飽きてもすぐに解約ができるので安心です。
自宅学習とは違って、先生がそばにいることですぐに質問ができるので、効率よく学習できるのが何よりもメリット。
自宅学習のメリット2:一人で集中して学習できる
自宅学習は、人間関係があまり得意でなく、沢山の子供たちの中で勉強をするのが苦手な子にはおすすめの学習法です。
一人でコツコツ勉強ができる子どもなら、しっかり集中してできるでしょう。
進捗状況をつかみにくいので、親が少し気にかけてあげると良いですね。
自宅学習のメリット3:スキマ時間でできる
自宅で学習できるので、今日は15分だけ、などスキマ時間を活用できます。
毎日時間をきめて学ぶ習慣にするのも良いですし、週末にまとめてやるなどの方法も選べますね。
プログラミング教室のように通学時間もないので、無駄な時間をなくせるのも良いですね。
プログラミングの自宅学習のデメリット
自宅学習ならではのデメリットがあるので、安くで済むとはいえ、ちゃんとプログラミングを学ばせたいならデメリットをしっかりと知っておきましょう。
- 時間管理をしっかりしないと怠けてしまう
- 理解するのに時間がかかる場合がある
自宅学習のデメリット1:時間管理をしっかりしないと怠けてしまう
時間管理が上手くできる子でないとだらだらとしてしまい、勉強が進まないという難点もあります。
また仲間がいないので、自分との戦いになってしまい、モチベーションを保つのが難しいですね。
しっかり時間を決めて、着実に学習を進めれるように計画表をつくるなど、考えてあげる必要がありますね。
自宅学習のデメリット2:理解するのに時間がかかる場合がある
理解できないことがあっても、先生にすぐに教えてもらうことができないので、理解するのに時間がかかり挫折をしてしまう。
そんな時は、ネットで仲間を見つけて励ましあったりできると乗り越えられるかもしれません。
親も一緒に勉強をしてわからないところはネットで調べて教えてあげるなど、子供が、やる気を失わないようにフォローをすることを心掛けると良いでしょう。
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プログラミングの自宅学習の注意点
自宅学習をする上で、普段見ている大人がいないこともあり、注意点が3点あります。
- 危険なサイトをみてしまう可能性があるので、目を配る
- アプリやサイトで勝手に課金できないように注意する
- あまり口をださないようにする
オンラインサイトを利用する場合は、危険なサイトを見たり課金しないように注意する必要があります。
またサイトやアプリで勝手に課金をできないように、クレジットカードや、パスワードを保存しないようにします。
また、口を出すほど子供はやる気がなくなるので、自主的にできるようにしてあげましょう。
そもそも小学校でプログラミング教育が必修化する理由はなぜ?
小学校でプログラミングの授業が2020年度から始まりましたが、そもそもなぜプログラミング教育が必要なのでしょうか。
プログラミング教育を必修化するのは、プログラマーを養成するためではありません。
必修化する理由は、コンピューターを受け身ではなく「積極的に活用する力」や「プログラミング的思考(論理的思考力)を養うためです。
プログラミング的思考とは、逆算をして物事の順序を立てて結論をだし解決するということです。
この考えは、将来的に社会にでる上でとても役立ちます。
小学校のプログラミング教育では、プログラミングが科目として追加されるわけなく、以下のような内容が授業に盛り込まれます。
- 授業にタブレットやパソコンを積極的に取り入れる
- 教科書にプログラミング的思考が盛り込まれる
ただ、しっかりと小学校の授業も役立てるようにしたい、活用したいと考えるのであれば授業だけでは不十分と言えるでしょう。
また、教師がまだ不慣れであることもあるため、小学校によっても学習方法や質にバラつきがあります。
せっかくプログラミング教育を受けるのなら、最大限に活用して役立てるようにしたいですね。
だからこそ、プログラミング教室に通ったり自宅学習をするなど、小学校以外でも学習するこが有効的でしょう。
結局どっち?プログラミング教室か自宅教室か
プログラミング教室に通う場合と、自宅学習の場合のデメリット、メリットを解説してきました。
では、どっちを選べばよいのでしょうか。
- お金や送迎の手間がかかっても、専門の先生について学ばせて効率よく学習させたい →プログラミング教室
- 高い費用を出すのが難しい、他にも習い事があるからスキマ時間を使いたい →自宅学習
継続的にプログラミング学習をさせたいと考えると、子供の意見も聞いて、ベストな勉強方法をみつけてあげるのがいいでしょう。
まとめ
プログラミング教育は子供たちが今後、生きていく中で必要なスキルになります。
身近な場所でコンピューターの仕組みが利用されていることを知ることで、コンピューターに対する苦手意識が排除され、現代のIT社会を受け入れられることが容易になります。
だからこそ、プログラミング教育を小学校のみでなく、教室や自宅でも学ぶことをオススメします。
ただ、子供の向き不向きもありますので、よく話し合って一番よい勉強方法を考えてあげるのが良いでしょう。
プログラミング教室と自宅学習、それぞれのメリット・デメリットを比較してみてくださいね。
もし迷ったらネットで情報を収集や、資料の請求、無料体験などをおすすめします。
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