2020年より、小学校でのプログラミング教育が必修化されました。
「プログラミングは何歳からどんなことをしたらいいの?」
「うちの子はまだ小さいけど理解できるかな?」
と不安に思われる方もいるでしょう。
実は、scratch(スクラッチ)という8歳の子供から使えるプログラミング言語があり、小学生でも遊びながらプログラミングを学ぶことができます。
テキストでコードをかく一般的にイメージされるプログラミングとは違い、ブロックを操作することで小学生でも簡単にプログラムできます。
本記事では、scratch(スクラッチ)の対象年齢は何歳なのか、また使い方やどんなことができるかについて、紹介しています。
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目次
プログラミング言語scratch(スクラッチ)とは?対象年齢は何歳?
Scratch(スクラッチ)fa-external-linkとは、プログラミング初心者向けの「プログラミング言語」です。
何歳から何歳ぐらいを対象にした言語なのでしょうか、また小学生でも使えるのでしょうか。
Scratch(スクラッチ)は、8歳~16歳までを対象としているので、小学校中学年から楽しむことができます。
世界150か国以上の国と地域で利用されており、日本語にも対応しています。
またプログラミングと聞くと、テキストのコードをかいてプログラミングするものを想像するのではないでしょうか。
しかしScratch(スクラッチ)は「ビジュアルプログラミング」といい、キャラクターなどを動かすための命令ブロックを組み合わせて操作します。
- 10歩動かす
- 15度回す
- 5秒待つ
- ○○まで繰り返す
- コスチュームを変更する
- マウスが押された時△△
小学生のこどもでも簡単にプログラミングができるから、ぜひこの機会に経験させてあげましょう。
スクラッチが学べる小学生向けプログラミング教室は、こちらの記事で紹介しています。
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プログラミング言語scratch(スクラッチ)とはMITメディアラボで開発された
Scratch(スクラッチ)は、マサチューセッツ工科大学内の研究所である、MITメディアラボが開発したプログラミング学習ソフトです。
MITメディアラボでは、デジタル技術に関する教育・研究が進められています。
Scratch(スクラッチ)の第一弾の開発を率いたミッチェル・レズニックは、子供のプログラミング学習が、将来的に仕事に役立つとしています。
Scratch(スクラッチ)では、小さいこどもでも簡単にプログラミングできるよう、使いやすさを重視。
簡単なマウス操作でブロックを組み合わせ、プログラムを作ることができます。
パソコンがあればいつでもどこでも使用することができるので、気軽に利用できるのが良いですね。
プログラミング言語Scratch(スクラッチ)でできることと
自分だけのゲームやストーリーが作れる
Scratch(スクラッチ)では、動きを命令するブロックを組み合わせることで様々なゲームを作ることができます。
小学生のこどもでも、自分で考えてゲームやストーリーを作ることができます。
イメージしたこと形にできるので達成感も大きく、自分でできた!という自信にもつながるでしょう。
自分の作品を世界中にシェアできる
自分で作ったゲームをサイトにアップし、身近な友達だけでなく、世界中のユーザーの方々にシェアすることができます。
私も実際に作られたゲームを体験しましたが、このようなものも作れるのか!と感動しました。
プログラミングの教育手法として、今後はもっとScratch(スクラッチ)に注目が集まることでしょう。
ゲーム、アニメーションを作るという宿題が、小学校の夏休みの自由研究で出てくる日も近いのではないでしょうか。
Scratchの作品fa-external-linkとして、実際にこのようなゲームが作られています。
小学生でも簡単!Scratch(スクラッチ)の使い方と動作環境
Scratch(スクラッチ)の動作環境として、パソコンがあればOKで、どのOS(Windows,Macなど)でも使用可能です。
ただし、オフラインで使用する際は対応しているOSのバージョンが決まっているので注意しましょう。
オンライン、オフラインどちらにも対応しているので、ご自宅の環境にあわせて使い分けましょう。
Scratch(スクラッチ)のオンラインでの使い方
Scratch(スクラッチ)をオンラインで利用する場合は、インターネット閲覧ブラウザ(Google Chrome、Safari、Edgeなど)で使用可能。
スクラッチの公式サイトのScratch編集ページ(https://scratch.mit.edu/projects/editor/)にアクセスすることで、すぐに利用できます。
英語になっている場合は、上部のタブレットの左部にある地球のマークから「日本語」を選びましょう。
猫にブロックで指示を与えることで、プログラミングの仕組みを視覚的に体験することができますので、ぜひやってみてください!
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Scratch(スクラッチ)のオフラインでの使い方
Scratch(スクラッチ)をオンラインで利用する場合は、まずインターネット経由でソフトをパソコンにダウンロードします。
公式サイトのダウンロードページ(https://scratch.mit.edu/download)から、使用のOSに合わせてダウンロード可能です。
英語になっている場合は、一番下までスクロールして、言語選択から「日本語」を選びましょう。
- Windows 10 以上
- macOS 10.13 以上
- ChromeOS
- Android 6.0 以上
「NHKのWhy!?プログラミング」で自分の作品を投稿できる!
NHKの「Why!?プログラミング」とは、プログラミングを学ぶための番組です。
Scratch(スクラッチ)を使って、子供たちにプログラミングの楽しさを教えてくれます。
学習意欲をそそる番組内容で、小学生のこどももワクワクしながら見ることができるでしょう。
【放送日時】
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実際に作った作品を投稿すると、なんとテレビで紹介される可能性があります!
実際に放送されたものは、Why!?プログラミングのサイトよりご確認いただけます。
Scratch(スクラッチ)で作品をつくったら、ぜひ投稿してみてくださいね。
まとめ:無料で遊べるプログラミング言語Scratch(スクラッチ)を使ってみよう
プログラミングと聞くと難しそうなイメージを持たれる方が多いでしょうが、このScratch(スクラッチ)を使用することで子供達でも十分にプログラミングが学べます。
令和の時代、きっとこのようなプログラミングスキルが重宝されるでしょう。
何歳から始めても良いプログラミング学習ですが、早いうちからプログラミング的思考を身につけ、将来的に仕事に役立つようにしてあげたいですね。
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