【小学生プログラミング教育】の概要とは？文部科学省の取り決め内容と教育のねらい

文部科学省（文科省）が必須化とする「小学校プログラミング教育」とは、どのようなものでしょうか。

本記事では、小学校プログラミング教育の概要および教育のねらいを紹介しています。

プログラミング教育のねらいを知っておくことで、小学生の子どもを持つご両親の方々も準備をしたり心構えをしたりできるので、ぜひ記事をよんで概要を理解していってください。

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なぜプログラミング教育が必修化するのか？

文部科学省（文科省）が、2020年（令和２年）度から小学校でのプログラミング教育を必修化を公表しました。

算数や理科などの教科書にプログラミング教育を導入し、「論理的思考力」を育てようという狙いがあります。

情報技術（IT）関連のビジネスの拡大するなか、小学校から大学までのプログラミング教育により、一貫した人材育成を図ります。

また今後はより一層グローバルな視野も必要になってくるので、世界で戦うためにも小学校からこのような教育が必要と言えるでしょう。

小学校プログラミング教育の概要

小学校プログラミング教育の概要について、"未来の学びコンソーシアム"の運営するWebサイト「プログラミング教育ポータル」で動画が公開されています。

今後数十年で、半数近くの仕事が自動化されるともいわれており、社会の変化に対応していく必要があります。

子どもたちがこれからの社会で生きていくために、コンピュータの動く仕組みを知って、活用することが求められます。これがプログラミング教が導入の背景です。

どのような職業に就くとしても、コンピュータの基本的操作や情報の整理などは必要になります。

小学校プログラミング教育の４つのメリット｜どんな職業に就いても役立つ理由

2019.6.12

プログラミング教育が必修化になった背景をご存知ですか？この教育の４つのメリットから、プログラミング教育の必要性について知っておきましょう。お子さんにプログラミングを学ばせる前に、親...

小学校プログラミング教育のねらいとは？

プログラミング教育における３つのねらい

小学校のプログラミング教育において、おおまかに以下の３つのねらいがあります。

プログラミング的思考を育む

「プログラミング的思考」とは、物が動作する際に、どの動きの組み合わせればその動きが実現するかということです。

ひとつひとつ試行錯誤しながら、思い通りの動きをするように考えることで、こどもの論理的思考が育ちます。

勉強でも仕事でもそうですが、予測できないことが起こったり問題にぶつかることがあった際にも、論理的に考えて解決していく力が必要になってくるのです。

社会が情報技術により支えられていることの気づき

自分の生きている情報社会が、コンピュータなどによって支えられていることをこども達に気づかせます。

現代では、身近にコンピュータがあり仕組みを知らなくても使うことができますが、しくみを知ることで適切に活用する能力が身につきます。

自分がどんなことで社会に役立てるのかを考えることで、将来的に社会に影響を与えることができる人材を育てることを目的とします。

各教科等での学びをより確実なものにすること（各教科等の内容を指導する中で実施する場合）

プログラミング教育を通じて、その教科の理解をさらに深めます。

プログラミングの言語・技能の習得など、それ自体をねらいとしているのではなく、あくまで各教科の学びをさらに良くすることを目的とします。

文部科学省の公表するプログラミング教育のまとめ

プログラミング教育は、どのような仕事に就くとしても役立つ教育です。

情報の活用や整理について小学生から学ぶことで、将来に役立てることができます。

プログラミング教育の概要をしっておくことで、積極的に学んでいきたいですね。

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