小学生の低学年でもとれるロボット・プログラミングの資格/検定があります。
資格や検定をとって形にするというだけでなく、自信がついたり進学や就職に役立つなど、子供にとって多くのメリットがあります。
本記事ではロボット・プログラミング資格/検定の5つのメリットと、それぞれの試験の内容と受験料をまとめています。
目次
小学生低学年がロボット・プログラミングの資格/検定をとる5つのメリット
小学生の低学年のうちからロボット・プログラミングの資格・検定をとるメリットはあるのでしょうか。
実は、資格/検定の取得には5つのメリットがあります。
- 自信がつく
- 今の実力がわかる
- 目標にして頑張れる
- 習い事を遊びで終わらせない
- 進学・就職の際のアピールになる
自信がつく
資格・検定に合格したことで、努力が形になって見えるので自分に自信がもてるようになります。
また、まわりの友達や大人から褒められることもさらに自信につながることでしょう。
自信をもっていると、新しいことにも挑戦しようと思えたり、物事をやっている最中も目標に向かって突き進めるので大きなメリットといえます。
今の実力がわかる
ロボットやプログラミングを学んでいても、スポーツのように秒数がでたり算数のように点数が出たりしません。
自分がいったい今どれぐらいの知識があってどれぐらいできるのか。
資格・検定を取得することで、今の自分の実力がどの程度なのかが分かります。
また次にどのレベルを目指すべきなのかも分かりやすく、勉強をするための基準を知ることができますね。
目標にして頑張れる
資格・検定をとることを目標にすることで、その目標のために頑張ることができます。
小学生のうちから目標をもって行動するクセをつけておくと、今後の勉強やスポーツなどあらゆる分野で役立てることができるでしょう。
ロボット・プログラミング教室で学ぶなら、目標をもって取り組んだほうが結果にも出やすいでしょう。
習い事を遊びで終わらせない
習い事をしても、遊びの延長で適当にすごしてしまうと勿体ないですよね。
高い授業料を払って通わせるわけですし、子どもがちゃんと成果を出してくれると嬉しいはず。
しっかりと学んでもらうためにも、子どもにはロボット・プログラミングの資格や検定の取得を目指してほしいですね。
進学・就職の際のアピールになる
ロボット・プログラミング資格も持っていることで、どんな知識があるかの目安になります。
資格や検定自体が進学や就職に求められるわけでなくても、過去に成果をだしたことも分かりやすく、アピールもしやすくなります。
どんな目標を持ってどんな計画を立てて実行したかを話せるようにしおくと、より良いですね。
小学生(低学年)でとれるロボット・プログラミング資格/検定の種類
小学校(低学年)でもとれるロボット・プログラミングの資格/検定を紹介します。
低学年でもチャレンジしやすい3つの検定があります。
- ロボット技能検定
- ジュニア・プログラミング検定
- ロボット・プログラミング検定(ロボプラ検定)
ロボット技術検定
ロボット検定では、ロボットやプログラミングに関するスキルを客観的に評価して判定します。
ロボット検定には二種類の検定があり、どちらもレゴの教材をつかった検定になります。
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ロボット検定では、ロボットの仕組みやプログラミングに関する知識の筆記問題と、ロボット製作やプログラミングの実技があります。
「ロボット検定for WeDo 2.0の受験料」
級 | 受験料 |
3級 | 2,800円(税抜) |
2級 | 3,800円(税抜) |
1級 | 4,800円(税抜) |
「ロボット検定for LEGO® MINDSTORMS® Education EV3の受験料」
級 | 受験料 |
3級 | 3,150円(税抜) |
準2級 | 3,650円(税抜) |
2級 | 4,650円(税抜) |
準1級 | 5,650円(税抜) |
1級 | 6,650円(税抜) |
ジュニア・プログラミング検定とは
ジュニア・プログラミング検定は、1つの作品を完成させる実践型の試験です。
問題分や完成例の動画を参照しながら、プログラミング言語であるScratch(スクラッチ)を使って制限時間内に作品を制作します。
問題を指示通りに作ったあとは、こどもが独自のアイデアを加えながら開発を加え、そのアイデアを説明する問題があります。
4級~1級まであり、それぞれ時間内に問題にしたがってプログラミングをしていきます。
<サンプル問題>ねこと馬の追いかけっこ:4級
ロボットプログラミング検定(ロボプロ検定)とは
ロボプロ検定は、アーテックのロボットプログラミングキット「アーテックロボ」を使用した検定です。
オンライン上で受けることとのできる検定で、ロボットやプログラミングの知識や技術を測定することができます。
ロボットやプログラミングに関する知識問題のほか、課題にそって実際にロボットを制作してプログラミングする技能問題があります。
級 | 受験料 |
ブロンズ | 2,200円(税込) |
シルバー | |
ゴールド | |
プラチナ |
2019年秋時点で、ブロンズ・シルバーランクの検定は実施済み、ゴールドランクは一部の教室でプレ実施されています。
プラチナランクについても、順次開設予定です。
まとめ:資格・検定のメリットを知ってチャレンジしてみよう!
小学校低学年でもとれる資格・検定を目標にして、ロボット・プログラミングを学ぶことのメリットをお分かりいただけたでしょうか。
ロボット・プログラミング資格/検定によって、お子さんに自信をつけさせたり目標に向かって頑張ることを知ってもらいましょう。
ロボット・プログラミングを学ばせたいと考えているかたは、検定や試験をうけることを前提に教室を探してみるのも良いですね。