プログラミングを学ばせたいけど、どんな絵本を選んだら良いのか分からなくて困ってるかたも多いのではないでしょうか。
プログラミングに触れたことがない人にとっては、「小学生の子どもにこの絵本は理解できるかな・・」と不安になってしまいますよね。
でもご安心ください!本記事では、小学校低学年でも簡単に学べる、おすすめ絵本を紹介します。
そもそも小学生のプログラミング教育とは、プログラミングそのものを勉強するものではなく、仕組みを身につけるものです。
「勉強」と意気込まずに、絵本で楽しみながら学んでいきましょう。
おすすめ絵本と概要を紹介していますので、お子さまが好きそうな絵本を選んでみてください。
【小学校高学年向けの参考記事】 |
目次
- 1 プログラミング的思考には絵本がおすすめな理由
- 2 おすすめ絵本11選(小学校低学年向け)でプログラミング的思考が身につく
- 2.1 おすすめ絵本1:あるあるないない
- 2.2 おすすめ絵本2:コンピュータのひみつ 小学生向け 絵本 (どんどんめくってはっけん)
- 2.3 おすすめ絵本3:いちばんさいしょのプログラミングえほん プログラミングをはじめる前に親子で読む本
- 2.4 おすすめ絵本4:プログラムすごろく アベベのぼうけん おどろきの上巻
- 2.5 おすすめ絵本5:ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング
- 2.6 おすすめ絵本6:ビスケットであそぼう 園児・小学生からはじめるプログラミング (ぼうけんキッズ)
- 2.7 おすすめ絵本7:できるキッズ 子どもと学ぶ ビスケットプログラミング入門 (できるキッズシリーズ)
- 2.8 おすすめ絵本8:5才からはじめる すくすくプログラミング
- 2.9 おすすめ絵本9:親子でかんたん スクラッチプログラミングの図鑑
- 2.10 おすすめ絵本10:できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch3 プログラミング入門
- 2.11 おすすめ絵本11:スクラッチ3.0でゲームを作ろう! 小学1年生からのプログラミング教室
- 3 まずはプログラミング絵本で簡単に思考を育もう!
プログラミング的思考には絵本がおすすめな理由
小学生のプログラミング的思考を育むには、絵本が最適です。
その理由は、「いざ、プログラミング!」と構えるのではなく、絵本という身近にあるものからプログラミング的思考に触れることができるからです。
絵本だと絵があってイメージしやすく、お子さんの柔軟な頭で絵本の中に入っていけば、すんなりとプログラミング的思考を育むことができます。
【あわせて読みたい】 |
おすすめ絵本11選(小学校低学年向け)でプログラミング的思考が身につく
おすすめのプログラミング絵本として、以下の順番に紹介します。
・前半ではストーリを楽しむ絵本
・後半では、実際にパソコンなどを使ってプログラミングを実践する本
後半は、絵本というよりは、絵を見ながら手順通りにプログラミングをつくる解説本です。
最初にオススメする5冊は、プログラミングソフトなどを利用しない、本当に簡単によむことができる絵本です。
親子で一緒に読んで、ストーリーを楽しみながらプログラミング的思考を学ぶことができます。
おすすめ絵本1:あるあるないない
こちらはプログラミングではないですが、今の便利な世の中の当たり前に使えるものがなくなったらどうなるの?というお話です。
例えば、電気や電話がなかったらどうなるのか、どうするのかと、お子さんと一緒に考えながら読むと良いですね。
プログラミングを学ぶ前にお子さんの想像力を高めることができる絵本で、年長さんなど幼児期からも一緒に読んで考えることができる本です。
おすすめ絵本2:コンピュータのひみつ 小学生向け 絵本 (どんどんめくってはっけん)
身の回りにはスマートフォンやゲーム、パソコンなどの様々なコンピュータが、どのように動くのかしかけをめくりながら知識をつけていくことができます。
身近にあるコンピュータを触りながら絵本を読んで、わくわくしながら仕組みを学べます。
小学生低学年のお子さんなら楽しんで読み進めることができます。
おすすめ絵本3:いちばんさいしょのプログラミングえほん プログラミングをはじめる前に親子で読む本
2020年から必修化となったプログラミング教育では思考を学びますが、プログラミングの考え「アルゴリズム」「シーケンス」「デバック」「抽象化」を小学生にもわかりやすく解説しています。
巻末には、小学校でのプログラミングの指導要領に保護者向けの解説がついているので、親としても読んで役立ちます。
ストーリーになっているので、プログラミング的思考が理解しやすい絵本で、対象年齢は3歳から小学校低学年ぐらいまでです。
おすすめ絵本4:プログラムすごろく アベベのぼうけん おどろきの上巻
この本は、アベベが父の残したプログラムに挑戦する旅に出るという物語です。
すごろくをしながらアベベを動かすことで、物語が進んでいき、自然とプログラミング的思考を学ぶことができる絵本です。
ルールや筋道を考えたりして、プログラミングの基礎や仕組みを知ることができます。
おすすめ絵本5:ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング
プログラミング的思考が身につく、世界で話題になっている本です。
ルビィという女の子の日常生活を通してプログラミング的思考の考え方の基礎を知ることができるので、小学生低学年から大人まで読んで役に立つ本です。
このルビィの冒険シリーズは第3弾まであるので、段階的に学びたい方におすすめです。(3冊セットのルビィのぼうけん 親子でテクノロジーに触れようセットも販売されてます。)
次にオススメの2冊の絵本は、Viscuit(ビスケット)というプログラミング言語で学ぶための本です。
ビスケットは4歳からでも操作ができるようになっているので、低学年の子供が触れやすいプログラミング言語です。
ビスケットはインターネット上で無料で利用でき、またパソコンにインストールしてオフラインでも利用可能です。
実際に手を動かして、つくったものが動くことを視覚的に感じることで、よりプログラムが動くことについて理解できるでしょう。
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おすすめ絵本6:ビスケットであそぼう 園児・小学生からはじめるプログラミング (ぼうけんキッズ)
ビスケット(Viscuit)は、パソコンのブラウザやスマートフォン・タブレットなどを使って視覚的に操作ができるプログラミング言語です。
この本は、園児・小学生低学年の子供から学べるように、ビスケット開発陣が自ら書いた入門です。
自分で描いた絵を動かして、絵の動きに変化をつけながらプログラムをつくっていくので、こどもが興味を持つこと間違いなし。
ビスケット(Viscuit)の無料アプリもあるので、別記事をご参照ください。
おすすめ絵本7:できるキッズ 子どもと学ぶ ビスケットプログラミング入門 (できるキッズシリーズ)
全文ふりがな付きで、小学校低学年の子供でも読みやすい本です。
基本的な操作からまず学び、そのあと段階的に、ゲームがつくれるようになります。
楽しみながら、発想力や創造力を身につけていきましょう。
次に紹介するのは、プログラミング言語Scratch(スクラッチ)を使って学べる本です。
スクラッチには、以下の2種類があります。
・5歳以上の子どもむけアプリのScratch Jr(スクラッチジュニア)
・8歳以上のこども向けに作られたプログラミング言語Scratch(スクラッチ)
子供の年齢にあわせて、ステップアップしながら学んでいけます。
紹介する本の手順にしたがって、プログラミングを体験しましょう。
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おすすめ絵本8:5才からはじめる すくすくプログラミング
5歳~7歳(幼児~小学校低学年)のこども向けのScratch Jr(スクラッチジュニア)を使ってプログラミングの基礎が学べる絵本です。
Scratchは8歳以上のこども向けに作られたプログラミング言語で、本書で使うScratch Jrはさらに小さい子供向けなので直観的に操作がしやすくなっています。
Scratch Jr(スクラッチジュニア)に関しては、別記事で紹介しています。
この絵本は、全てひらがなで書かれているので小学校低学年でも簡単に読み進めることができます。
本の説明に従って、キャラクターを斜めに動かしてみたりと、子どもでも簡単にプログラミングの体験ができます。
おすすめ絵本9:親子でかんたん スクラッチプログラミングの図鑑
オールカラーで見やすく、一からプログラミングを学ぶための本です。
概念の説明からはじまり、実際にスクラッチを使ったプログラミングを図鑑形式で説明されています。
本格的なプログラミングも扱っているので、小学生低学年から始めて、高学年になるにつれてステップアップしていけますね。
おすすめ絵本10:できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch3 プログラミング入門
小学校3年生以上対象。
パソコンの使い方やキーボードの操作なども説明されているので、初めてパソコンを触るこどもに最適です。
本を読みながら順番に進めるだけで、プログラミングができてしまいます。
おすすめ絵本11:スクラッチ3.0でゲームを作ろう! 小学1年生からのプログラミング教室
小学校1年生よりは、2、3年生以上のレベルかと思います。
漢字にルビ(ふりがな)がない本なので、低学年の子ども一人では読むのが難しいようです。
プログラミングしてつくったゲームで遊んだり、楽しみながら学べます。
まずはプログラミング絵本で簡単に思考を育もう!
プログラミング絵本なら、年長さんなどの幼児や小学生のお子さんでも簡単に楽しむことができますね!
お子さんが好きそう、もしくは親御さんも読んでみたいと興味を持つ本を、まず手にとってみてはいかがでしょうか。
親がある程度プログラミング的思考をしっておいて、今後のお子さんの勉強のサポートをしてあげれると良いですね。
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